マーク・トゥエインという作家を知っていますか?

読書

こんにちは。

ところで皆さんは

心に残る言葉、好きな言葉ってありますか?

これまでにふと目にした言葉でハッとさせられた言葉、本を読んでいて、記事やネットを見ていて出会うことがあるのですが、

何度か私の心を突き動かされた言葉のなかに、この人の言葉であることが何度かありました。

海外の文献でも良く引用されていることがあったりするところから、広く影響を与えている言葉たち。

マーク・トゥエイン

1835〜1910年、アメリカ人の小説家で「トム・ソーヤの冒険」、「ハックルベリー・フィンの冒険」の著者。

大体このような紹介文が最初にあり、私もそのくらいしか知りません。

みんな知っている(けど読んだことはなさそうな)トム・ソーヤ。

これを機会に読んでみよう、とは今のところならないですがそのうち読むかもしれません。

トム・ソーヤの(あくまでキャラクターの)イメージと彼の発する辛辣かつ賢明な言葉の数々ではリンクしずらいかもしれません。

自分が多数派の側にいると気づいたら、もう意見を変えてもいいころだ。

急に引用してみましたが、

どうですか。なんかすごいハッとさせられるというか、

心にグッとくるのは私だけでしょうか。

名言集との出会い

これまで何度か目にしてきた彼の言葉たち、

覚えている言葉は無いのですがマーク・トゥエインという名前だけは何年も私の中に存在し続けていた。

しかし彼の著書を読もう、図書館で借りてみようということにはなってはいなくて、

彼の著書が読みたいというより、彼の言葉を知りたい。という、

彼のCDは買ったことないけど、サビなら結構知っているよ。みたいな

ニワカなファンみたいな感じの私です。

こうしてある日ふと彼の名前をAmazonで入力してみたら出会った一冊の本。

これは買うでしょ。

こういうのが欲しかったのですから。

中古というのがまたいい。

これで彼の言葉を所有できる。

何か悩んだ時、凝り固まったとき、

そっと背中を押してくれるような、助けになるような。

表紙のデザインもまたいい。

「世界一の毒舌家」というコピーには “??”と思ったが世間からはそう見られているのでしょうか。

パラパラとめくってみる。

「おおぉ、、これだよ。 このマーク・トゥエイン節。」

と思うような言葉の数々がそこにあった。

     この言葉もなんか印象に残っていたなぁ

うまいこと言うねぇ、な独特な言い回しであったり、

日本人にはこうは言えないだろうといったアメリカ人的な言い回しであったり、

なんか外国人だからかっこよく聞こえるということもあるのでしょうか

映画の台詞や歌の歌詞、かっこよく聞こえるときありますよね。

これって何故なんでしょう。言語の違いによるものなのか、翻訳が関係しているのか。

まぁいいや。

出会いはこの言葉だった気がします

            衣服が人をつくる。

昔見て心に残ったのはこの言葉だったことを思い出しました。

ネットで引用されているのを見て。原文:Cloth makes the man. と 共に載っていてハッとさせられたのを覚えています。

当時はバリバリのアパレル企業戦士だったワタクシ。

アパレルに関わるすべての人を肯定してくれているかのような言葉です。

これ以外にも洋服が与える影響について説いている言葉がいくつかありました。

そして気づくことがあった

大好きな彼の言葉の洪水を浴びてみてひとつ気づくことがありました。

それは

いい言葉も洪水で浴びてはいけないということ」

本書では仕事や恋愛、などテーマ別に分かれてはいるのですが、

なにか文脈があってからの”トゥエイン節”があってはじめてこころにブッ刺さるのであって、

文脈やストーリーがないままでのトゥエイン節だけを並べられても、

深く突き刺さる前にお腹一杯になってしまうのである。

なので当然読み切ろうという気持ちも持つ必要はなく、

「たまのお腹がすいたときにつまむ」くらいで本書を開くのがこの本の正しい付き合い方であると思いました。

人間でも「発する言葉が全て名言」そんな奴いたら、一日たりとも一緒にいれないですよね。そんなかんじです。

それでも買ってよかったと思えるずっとそばに置いておきたい一冊です。

あとがきより

そしてトムソーヤ、、読んでみようかな。

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